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「ガンは治る、ガンは治せる」を見つけるきっかけ
2007年の発売された「ガンは治る、ガンは治せる」。
10年も前に発売された本で、もっと早く出会っていたら良かったなぁと思います。
今回は最近買って読んだ「ガンは治る、ガンは治せる」について紹介します!
斎藤一人さんがきっかけ
ある日、YouTubeを見ていた時に斎藤一人さんというよく知らない人の講演会の動画をみつけました。動画は一人さんが話すだけの音声のみでした。
なんか面白くて一人さんの動画を聞き続けていると、一人さんが「『ガンは治る、ガンは治せる』という本は良い本だから読むように」と紹介している動画に出会いました。
一人さんの知人の本でもないのに、その勧め方が面白かったので、思わず笑ってしまいました。
レビューを読んで完治した人がいた!
この動画をきっかけに気になって、本のレビューを見てみると、
「この本のおかげで悪性リンパ腫を治しました」
と書かれているのを見つけました。
主人が悪性リンパ腫で亡くなっているので、「えっ?こんな人がいる!」と興味を持ったんです。
個人が紹介しているブログではなくて、レビューに書いてあったので、これは“さくら”じゃなくて本物かもしれないと思って、買うことにしました。
私はとにかくガンに関する本を読み漁るので、ぜひこちらの記事も合わせてチェックしてみてください。
「ガンは治る、ガンは治せる」の感想
Amazonで購入して、早速届いた本をたぶん2日くらいで読んでしまいました!
内容が結構衝撃的だなぁと思うところもあったので、ぜひAmazonのレビューも参考にしてみてください。
Amazonのリンクはこちらから
3人の専門家からの視点でガンは治せると語る
この本には3人の専門家が登場します。
1人目:安保徹先生は医学博士の立場から体の仕組みや役割を説明し、特に自律神経の働きを知るのが重要だと言っているように感じました。
安保先生の提唱する「ガンを治す四か条」
- 「生活パターンを見直す」
- 「ガンの恐怖から逃れる」
- 「つらくて消耗するような治療は受けない」
- 「交感神経緊張から副交感神経にいかにもっていくか」
以上のように無理な生き方をせず、苦悩しない生活スタイルでガンを自然退縮させようと考えているようでした。
ここで自然退縮というとガンが小さくなったり、痛みが消えていくだと思っていたんですが、どうも違うらしいです。
例えば、ガンが急に大きくなっても壊死して治っていくとか、痛みは治るためのステップであるとか、転移したことを散らばった後にすっと消えていくと表現しています。
これには聞いたことがなかったので驚きました。普通なら、慌てて病院に駆け込んでしまいます。
2人目:奇埈成さんは韓国のマクロビオティックの第一人者で自然療法をしている方ですが、日本の占領下で弾圧を受けたり、終戦後も牢屋生活を強いられて独房に何年も入っていた人です。
独房の中で極限状態になった時に、自分以外の生命といえる小さなネズミに出会い、窓辺に育っていくスイカを眺め、「いのちあるものは、いのちのつながりの中でしか、生きられない」という事に気づき、誰にとっても必要な健康についてやろうと思ったそうです。
ピンチはチャンスとはこういうことなんですね。
奇先生はガン患者の人たちに生活を変えること、食べ物の食べ方や考え方を変えるようにして治すアドバイスをしています。
特に、血がきれいな人は病気に冒されず、血をきれいにするには感謝の心で、いつも愛をもって人に接するのが大事なようです。
奇先生の療法で「吸玉」、韓国では「プハン」という体内のガスを交換して、血を清めるものがあり、やってみたくなりました!骨盤のゆがみや脊柱のゆがみ矯正にも効果があるみたいですよ。
3人目:船瀬俊介さんは「抗がん剤で殺される」という衝撃的なタイトルでよく知られていると思います。この本の取材で船瀬さんが厚労省の抗がん剤担当の専門技官に質問している話がでてきて息がつまりました。
船瀬さん:「抗がん剤は、がんを治すのですか?」
技官:「……抗がん剤が、ガンを治せないのは周知の事実です」
船瀬さん:「抗がん剤は、毒物だそうですが・・・」
技官:「ハイ、大変な毒物です」
まだ続きがありますが、この会話でショックを受けました。聞いたことがある話でしたが、船瀬さんが発信しているのを初めて知りました。
そして、三大療法(抗がん剤、放射線、手術)は効かないという事実を説明しています。アメリカ医学会も代替療法を取り入れ、ガン死者は年々約3000人ずつ減り始めているようです。
読み出しはショックだった
船瀬俊介さんの本を以前に読んで思っていたんですが、船瀬さんの医療に対する強い想いは、どこから来るのか?という疑問です。
その答えが本の”まえがき”に衝撃的に書かれていました。一つ目のショックです。
次に安保徹先生の最初の部分を読んで、この本を買ったのを後悔し、読むのを止めようと思いました。本の中で「ガンになりやすい人」のことを「無理をして頑張る人で長時間労働、夜更かしで仕事をする人」と表現していたからです。だって、そんな人は身近にたくさんいますから。
実現できないような働き方や生活をしないとダメだと言われているように感じてショックを受けました。何の希望もないことが書かれているのだと思い込んでしまいました。実際に読み進めていくと、そうではないと感じて、読んで良かったです。
分かりやすい本だった
私のように医学の知識を持っていない人でも、安保先生の免疫や自律神経の話はだいたい理解でき、奇先生の考えている心と体の密接な関係も分かりました。
船瀬さんの信念をもった熱い話も、事実なら怖いと思うほど伝わりました。こんなに凄い内容なのに、すんなり早く読めました。
無理なくガンは治せる
事実なら怖く思える内容なのに、これから自分たちが病気やガンにならない為にすることや、たとえ病気やガンになっても治せる方法を、教えてくれているので安心できました。
しかも3人の考え方や治す方法は自分で実践しやすい物を取り入れれば、簡単に出来る気がしました。たとえば体を温めるために、いつもより長くお風呂に入ったり、免疫力を上げるために、スギの天然の香りがするものを置く事ならできると思うんです。
無理なく治せるのでは?という印象になりました。
ガンは恐るものではない?
私がガンを恐れていたのは、大きくなったり、転移したら生きるのを諦めるしかない、治療は痛くて苦しくて辛いもの、治療に時間とお金がかかり、家族の負担になることだと思っていたからです。
でも、この全てのことが三大療法によるものだったとしたら、そして生活習慣や考え方を変えれば予防できたなら、ガンは恐れなくてもいいかもしれません。
まとめ
多くの本を読んで、この本にも出会えて良かったなぁと思いました。
もちろん、これを読んで、どう感じるかは人それぞれだと思います。抗がん剤、放射線、手術をしない事は怖いことです。なぜならそれで治ったという人もいるからです。
これからもたくさんの本を読んだり、知識を増やしていきたいなと思いました。なぜなら、ガン治療は今も、日に日にどんどん進められ、変化しているからです。
だからこそ、希望はいつまでもあると信じています。
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